総まとめ オステオスペルマム 挿し木
まだやっていたの?と言わずにお付き合いくださいませ。
2022年 6月1日
オステオスペルマムの花後の剪定枝を、使い古しの栄養がなさそうな培養土に挿しました。
最低、5㎝以上は土に埋まるようにカット。
土に埋まる部分の葉はハサミで切り取りました。
水分を吸い上げやすくなるように幅広くななめにカット。(くさび状にカットする方法もあります)
1時間くらい水に浸けました。
↓
土に割り箸でグリグリ挿し穴を開けます。
挿し穴に挿し穂を入れて土を寄せます。
たっぷり水やり。
1ヶ月くらいは毎日、水やりを忘れずに。
置き場所は明るい日陰がセオリーですが、我が家は1日中明るい日陰の場所がないので、日の出から4時間くらい日が当たる北側に置いています。
2022年 7月3日
(挿し木スタートから33日後)
猛暑がひと息つき、来週は雨曇りが続くようなので鉢上げすることにしました。
結果……
7本中、3本発根
オステオスペルマムの挿し木苗がすでに2鉢あるので、根がよりたくさん出ている右の挿し穂を鉢上げしました。
茎が長かったので、5号鉢に無肥料の培養土で植えました。
肥料は、様子を見て成長し始めたらにします。(根がしっかり活着してから)
鉢底は、水切りネットに砂利石を入れました。(鉢底石をネットに入れると解体する時に楽です)オステオスペルマムは大きくなると頭が重くなって鉢がひっくり返るので、鉢底は少しでも重い方がいいです。(または素焼き鉢やテラコッタ等、重い鉢)
1回目(3月22日)、2回目(6月1日)の挿し木の結果から、確実に成功を狙うための大事なことをまとめます。(オステオスペルマムに限る)
- 今年伸びたばかりの柔らかい新芽は発根率100%。
- 木質化した剪定枝は発根率約30%。(その後、順調に育つ確率は確認できているだけで30%)最終的に立派な挿し木苗になってくれたのは19本中、1本でした。
- 成功率を上げたいなら梅雨時期‼️花が終わって剪定する頃、ちょうど梅雨時期にあたります。湿度が高く雨曇りが多いので、梅雨の気候は成功率がグッと上がります。(日光にあたらないようにする)挿し木が成功しやすい柔らかい新芽が伸びる頃。確実にバックアップ苗を作りたいなら梅雨時期は逃せません。
- 土は、種まき挿し木専用土と、使い古したほぼ無肥料培養土の2種類しか試していないけど、この2種類に限っていえば発根率に大きな違いはありませんでした。
(ルートン・メネデール等、発根促進剤は使用していません)